本の内容紹介
【ストーリー】
セラピストのヤコブは運がなく
離婚し家庭が壊れ、仕事でも失敗してしまいます。
そんな時彼は一人の不幸なサーカスのピエロに会います。
ピエロは人格障害を持っており
ヤコブのことを神だと思い込みます。
ところがヤコブがピエロのセラピーを進めるにつれ
ピエロの素晴らしい内面にすっかり魅了され
ヤコブは一体どちらがどちらを助けようとしているのか
わからなくなってしまいます。
すると、ヤコブにはだんだんとピエロが
神のように思えてくるのでした…
著者:
1965年 Hans Rath ハンス・ラース
ドイツのBonnでドイツ語と心理学を研究、家族とベルリンで暮らし
「そして神様は言った 私達は話し合いが必要です!」は著者のベストセラーになっています。
心理学を研究した独特な経歴を持つ著者による面白い切り口で人生の様々な曲面を
ちょっぴりおかしなシチュエーションに交えて複雑な人間模様の物語が進んでいきます。